僕の世界は 薄く引き伸ばしたような布に覆われて
世界とこの指先でつながっているのに もどかしくてもどかしくて
この指先に触れる君のぬくもりを この布をどかして触れていたいのに
そう思って足掻き続けて
ああ 布は僕自身だったんだ
そう気付いたんだ
雨が降る
天から地へその流れは変わることなく
その量や強さは変わるのに ただ「降る」という行為は普遍の事実で
変わらない安心感と 変わることへの不安感と
全てを内包して僕の頬を撫で落ちる
風が吹き空は澄み水は流れ
僕の住む世界はどうしてこうも時の流れを受けて輝くのだろう
君はまだ知らないこの世界の美しさを 君はどう受け止めて感じるのだろうね
その裏側で世界の闇もまた存在するのだけれど
その闇を光を信じることで克服できると
君はちゃんと解ってくれるといいのだけれど
もうすぐ君は世界を知る 小さなこの世界はきっと温かで優しいのだろうけど
世界は温かいだけではなくて冷たくもあるのだけれど
それでも世界は美しい
人の優しさも 人の厳しさも
そのすべてを内包して
息吹くすべてが美しい
いいこいいこして
昔のように頭をなでて
ぽんぽんと背中をたたかれる
それだけでなんでこんなにほっとするんだろう
すっかり大人になったと思っていたのに どこかで子供の部分が残っているのか
まだまだ子供なのか
ねぇお母さん ねぇお母さん
わたしもあなたのように優しいぽんぽんができるかな
まだ子供なところがあっても
大丈夫かな
お母さん わたしのお母さん わたしもお母さん
いいこいいこしてほしい いいこいいこしてあげる
ここにいると感じるよ ここにいると信じるよ
二人の間の垣根は今はなく ただ一人のように寄り添って
ここにいるよ ここにいてね
今は何も言わずにつながっているよ
何年も放置していてすみません。 ようやく一念発起してサイト再開に着手いたしました。 見ての通り、ブログ形式で再開です。 過去の創作物や諸々はぼちぼちアップしてまいります。 今後とも【IMAGINES】をどうぞよろしくお願いいたします。